エネオス 2011年版 主要な給湯器メーカー
給湯機器メーカーであるエネオスは、エネファームをつくっています。
ガスを燃料として、電気とお湯を同時に作る給湯器だけのラインナップです。
エネオスのエネファームは、燃料電池ユニットと貯湯ユニットの二つのユニットで構成されます。
燃料電池で電気を発電しつつ、排熱をお湯を作る熱源として利用します。
発電しながら電気を使えるので、お湯を含めたエネルギー利用率は87パーセントを実現しています。
バックアップ用のガス給湯器は、潜熱回収型で95パーセントの効率です。
エネファームは、床暖房などお湯を利用する設備機器と組み合わせて使うこともできます。
発電量をはじめ、電気やお湯の使用量をグラフやイラストなどで見えるリモコンを装備しています。
保証は10年と長いので、安心感があります。
しかしエネファームは価格が高く、補助金をフル活用しても150万円くらいの費用が必要です。
エネファームを使用すると、お得なガス料金が採用されます。
それでも光熱費の削減分で機器の設置費用の回収がむずかしいところが、大きな弱点とも言えるのです。
また設置可能な地域が、ある程度限られてしまう点も弱点といえるでしょう。
エネオスは、最新のエコロジーな給湯器であるエネファームをつくっています。
製品の種類は少ないのですが、標準的な性能を持つので、安心して選ぶことが出来ます。
2011年12月作成