デジレコ 2013年版 家庭用蓄電池
家庭用蓄電池のメーカーであるデジレコは、ディープサイクルタイプの鉛バッテリーを使っています。
元々はCDやDVDの録音・編集・生産を行う会社ですが、家庭用蓄電池も作っています。
デジレコの家庭用蓄電池は、ELE−CUBE と呼ばれるシリーズです。
蓄電容量が1.3kWh、1.5kWh、2.6kWh、5kWh、6kWhの5タイプがあります。
いずれも家庭用コンセント(又は太陽光発電の自立運転コンセント)から充電を行い、3つのコンセントから蓄えた電気を使います。
停電時には自動的に切り替わるので、停電時に使いたい家電製品を常時接続しておく使い方が便利でしょう。
蓄電容量が1.3kWhのタイプは、出力が700Wで、重さが40kgあります。
キャスター付ですが、床に段差があると移動は大変そうです。
同時に使える電気は少なめですが、価格も定価で48万円(2013年3月時点で30万円弱)と蓄電容量に対しては比較的安価です。
蓄電容量が1.5kWhのタイプは、出力が700Wで、重さが45kgに増えます。
やはりキャスター付ですが、床に段差があると移動は大変そうです。
蓄電容量が2.6kWhのタイプは、出力が1500Wで、重さが82kgもあります。
キャスター付ですが、さすがに移動させると床の傷などが気になりそうです。
そこで実質は、据え置き型ともいえそうです。
電気容量が比較的大きいので、エアコンや電子レンジも使えます。
蓄電容量が5.0kWhのタイプは、出力が1500Wで、重さが157kgもあります。
キャスター付ですが、キャスター部分の床の強度が気になる重さかもしれません。
電気容量が大きいので、エアコンや電子レンジも使えます。
蓄電容量が6.0kWhのタイプは、出力が1500Wで、重さが175kgもあります。
キャスター付ですが、キャスター部分の床の強度が気になる重さかもしれません。
電気容量が大きいので、エアコンや電子レンジも使えます。
デジレコの家庭用蓄電池は、鉛バッテリーの為に比較的安価で大容量となる点がポイントです。
大きく重くなる点が弱点ですが、移動を考えなければコストパフォーマンスは高くなります。
容量が大きいので、深夜に貯めた電力を日中のピークシフトに用いる際にも、より高い効果が期待できます。
移動が大変なので、停電時に使いたい家電製品が一部屋に集まっていると、効果的に使えます。
そこで設置場所と停電時に使う家電製品を決めて選ぶことが、デジレコの家庭用蓄電池を選ぶポイントとなりそうです。
2013年3月作成