総合セキュリティとは セキュリティの設備
住まいのセキュリティを考える場合、予防や侵入防止から通報まで、総合的にレベルアップすることが欠かせません。
予防・侵入防止・通報の3つが揃って、はじめて総合セキュリティと呼ぶことが出来るのです。
そこで、この3つを効果的に行う方法をチェックしましょう。
まず犯罪者の侵入を予防する方法としては、住まいを監視していることを示すことと、侵入しようとしている犯罪者を威嚇することです。
また、侵入しにくい住まいや庭の作りとすることも欠かせません。
住まいを監視していることを示す方法としては、防犯カメラやテレビ付ドアホンなどがあります。
ダミーのカメラや警備会社のステッカーなども、初心者の犯罪者にとっては効果的です。
侵入しようとしている犯罪者を威嚇する点では、センサーライトが基本となります。
音を出すこともひとつの方法ですが、誤作動した場合に近所迷惑となるため、威嚇の目的では使いにくい方法です。
最近では、ドアや窓から侵入しようとする動作に対して反応(発光など)するカメラもあります。
近隣に対する迷惑を極力減らしたい場合は、多少高価になりますが、このようなカメラを使用するのもひとつの方法です。
以上の方法は、比較的経験が浅い犯罪者に対して有効です。
経験豊富な犯罪者は、ダミーを見破ったり、警備員が来るまでの大まかな時間を把握しているので、時間内に素早く犯罪を済ませて逃げてしまいます。
犯罪者が侵入しにくい住まいは、隠れる場所が少ない住まいです。
常に住まいの様子が分かるような状態であれば、犯罪行為も目立つので、犯罪を未然に防ぐことが出来ます。
どんなに経験豊かな犯罪者でも、人目があるところでは犯罪が出来ません。
人の通りが多い道路に面した住まいなら、隠れる場所を無くすだけでも、高い防犯効果を得られるのです。
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