日本板硝子 2010年版 セキュリティの各メーカー
防犯ガラスを作っている日本板硝子の製品をチェックしてみましょう。
住まいの一番弱い場所は、窓ガラスです。
玄関ドアについては、最新の鍵ならばかなりの防犯効果があります。
しかしガラスについては防犯ガラスの使用がかなり少なく、面格子がない窓ガラス部分は住まいの大きな弱点となるのです。
日本板硝子には、求めるセキュリティに応じた防犯ガラスがラインアップしています。
防犯ガラスは、2枚のガラスの間に中間膜を挟むことで、ガラスが割れることを防ぎます。
中間膜の厚みが大きいほど防犯効果も高くなります。
防犯ガラスのラインナップは、セキュオ30・セキュオ60・セキュオ90・セキュオSP・セキュオPYとなります。
セキュオ30・セキュオ60・セキュオ90では、中間膜の厚みがそれぞれ30ミル(約0.8mm)・60ミル(約1.5mm)・90ミル(約2.3mm)となります。
中間膜の厚みが厚いほうが防犯性能も高まりますが、ガラスのコストも高くなります。
セキュオSPは、中間膜に0.5mmの樹脂膜と1.2mmのポリカーボネート板を組み合わせた防犯ガラスです。
より防犯効果が高くなりますが、コストもさらに上がります。
セキュオPYは、強度の高い防火ガラス パイロクリアと普通ガラスの間に、90ミル(約2.3mm)の中間膜を挟んだ防犯ガラスです。
セキュオSPよりも防犯性能が高く、さらに防火性能も持ちます。
住まいを建てる地域や住まいの大きさによっては、このタイプの防犯ガラスが必要となります。
住まいの防犯を考える場合、窓ガラスの強化が一番大切です。
セキュリティシステムを装備しても、住まいに侵入されたら被害が発生してしまいます。
侵入を防ぐ為には、住まいの開口部分を強化することが欠かせません。
日本板硝子のセキュオシリーズは、住まいの防犯効果を高める為には、基本で効果的な防犯ガラスなのです。
2010年3月作成