三菱 ２０１３年版 太陽利用設備の主要なメーカー
太陽利用設備のメーカーである三菱は、太陽光発電設備を作っています。
三菱の太陽光発電は、モジュールの変換効率のよさに加えて、光を効率よく利用する作りでパネル１枚の発電量の大きさがポイントです。
さらに耐久性を重視した作りで、積雪や塩害にも強くなっているので、使いやすいパネルなのです。
ただ、発電効率は最高で１４．９パーセントと今ひとつです。
発電モジュールは屋根上に設置する据え置き型が基本で、モジュールの形は長方形と台形があるので、屋根の面積を最大限に活用できます。
ただパネルサイズのバリエーションは少なめなので、配置しだいでは隙間が多くなる場合もあります。
発電した電気を家庭用電源に変換するパワーコンディショナは、耐湿構造ボディで洗面所などにも設置しやすくなっています。
変換効率は最大９７．５パーセントと、非常に高い効率を確保しているところも特徴です。
発電した電気を無駄にしないので、より多くの電気を活用することが出来ます。
狭い屋根用で容量１．８ｋＷの、コンパクトなパワーコンディショナーもあります。
発電量が分かるカラーモニターも、オプションで用意されています。
コンパクトなワイヤレスで、どこにでも設置できるところが特徴です。
さらにリモコン付きでＴＶ画面に表示することも出来るので、家族みんなで発電状態を確認することも出来、ＨＥＭＳ機能を備えるタイプもあります。
三菱の太陽光発電は、家電メーカーらしくパワーコンディショナの効率の高さがポイントです。
発電パネルのバリエーションは少ないものの、丈夫な作りで設置可能な地域も広がります。
表示部分の使い勝手のよさもポイントで、楽しく発電状態を確認できる太陽光発電のメーカーなのです。
２０１３年３月作成
