TOTO 2011年版 トイレ廻りの主要なメーカー
住まいのトイレ設備機器メーカーであるTOTOの特徴を紹介しましょう。
TOTOは陶器メーカーの特徴を生かして、トイレで使用されるいろいろな設備機器を作っています。
大便器では、タンクレストイレから一般的なタンク付きトイレまで、幅広いラインナップです。
デザイン性の高いタンクレストイレのネオレストは、節水へのこだわりや掃除のしやすさなど追求した高級便器です。
ハイブリッドタイプと一般タイプがあり、ハイブリッドタイプは節水性能の高さが大きなポイントです。
1回3.8L(床排水のタイプは4.8L)の節水性能を誇るハイブリッドエコロジーシステムや、小よりさらに少ない水で流せるeco小ボタン付きで高い節水性能を獲得。
汚れにくいセフィオンテクトやしっかり洗うトルネード洗浄、便器ボウル面にミスト(水道水)を自動でふきかけ、汚れを付きにくくする機能やフチなし形状やフチなしウォシュレットで、掃除のしやすさも追求しています。
標準のウォシュレット機能は、水玉に大小をつけて少ない水量でもしっかり洗えるワンダーウェーブ洗浄や、使うときだけ暖めて電気代の無駄をなくした瞬間暖房便座が特徴です。
人の動きに合わせて自動で便ふたの開閉や便器を洗浄するなどの自動機能もポイントで、パワー脱臭やサウンド機能も追加できます。
ネオレストの一般タイプは、1回6Lの節水性能と標準的な水の使用量で、機能面でも標準的なものにとどまります。
しかしコンパクトなので、狭いトイレでも使いやすくなるという特徴があります。
TOTOのレストパルは、住宅用のシステムトイレです。
ネオレストハイブリッドに近い節水性能や便利機能を備え、手洗器なども組み込んだシステムタイプです。
一般的なタンク付き便器のラインナップも豊富で、ウォシュレット一体型のGGと組み合わせのピュアレストやCSなどのシリーズがあります。
1回4.8Lの節水性能やセフィオンテクト、トルネード洗浄やフチなし形状なども、多くの機種で採用しています。
ウォシュレットについても、基本機能を押さえたローコストタイプから高機能の高級タイプまで幅広いラインナップです。
小便器は、汚れにくいセフィオンテクトや少ない水で洗えるスプレッダー洗浄などの特徴を持ちます。
大きさやデザインの違いでバリエーションがあり、ラインナップも豊富です。
TOTOの手洗い器は、デザインやサイズ、タイプとも非常に豊富です。
コンパクトな手洗いからカウンター式手洗いまで、様々なサイズとデザインの手洗いが選べます。
収納のバリエーションも豊富で、手摺にも使える薄いカウンター付きのタイプやオート水栓などもラインアップしています。
システムタイプの手洗いもあり、収納やペーパーホルダーや暖房などを組み込んだ、トータルデザインでトイレを作ることが可能です。
TOTOはパーパーホルダーやタオル掛けなど、トイレのアクセサリーも豊富なラインアップです。
紙巻器(パーパーホルダー)は、様々なデザインやコストの製品がラインナップ、トイレットペーパーが2つセットできる二連紙巻器もあります。
タオル掛けも種類が豊富で、金属や木製、樹脂製など素材のラインナップも豊富です。
棚が付いたタオル掛けもあります。
さらに壁に取り付ける収納や床置きの収納もあります。
サイズのラインアップも豊富で、手軽に収納を増やすことが出来ます。
TOTOのトイレ機器は、節水性能の高さとバリエーションの広さが特徴です。
デザイン面ではスッキリした万人向きデザインを基本に、こだわりのデザインは高級感を備えることを中心としている印象です。
どんなグレードでもデザインや機能とコストのバランスが良い点が、TOTOのトイレ製品の特徴といえるでしょう。
2011年12月作成