東京ガス 2010年版 主要な給湯器メーカー
給湯機器メーカーである東京ガスは、エコウィルやエネファームを販売しています。
ガスを燃料として、電気とお湯を同時に作る給湯器にしぼったラインナップです。
エコウィルは、ガスエンジンで電気を発電しつつ、排熱をお湯を作る熱源として利用します。
発電してすぐに電気を使えるので、お湯を含めたエネルギー利用率は77パーセントを実現しています。
発電量より多くのお湯が出来るので、温水式床暖房などを併用した方が効果的です。
ガス給湯器を補助熱源としているので、急にお湯の使用量が増えても、お湯切れの心配はありません。
エコウィルの貯湯ユニットは、エコキュートの半分程度です。
深夜電力を気にせず、いつでもお湯を沸かせるので、効率の良い時間にお湯を沸かすことで、無駄な容量を抑えています。
エコウィルを使用すると、お得なガス料金が採用される点もポイントです。
光熱費をより抑えることが出来るので、有効に活用しましょう。
東京ガスのエネファームは、燃料電池ユニットと貯湯ユニットの二つのユニットで構成されます。
燃料電池で電気を発電しつつ、排熱をお湯を作る熱源として利用します。
発電してすぐに電気を使えるので、お湯を含めたエネルギー利用率は80パーセントを実現しています。
しかしエネファームは価格が高く、補助金をフル活用しても200万円くらいの費用が必要です。
エネファームを使用すると、お得なガス料金が採用されます。
それでも光熱費の削減分で機器の設置費用は回収できないところが、大きな弱点とも言えるのです。
東京ガスは、最新のエコロジーな給湯器であるエコウィルやエネファームを販売しています。
製品は少ないのですが、標準的な性能を持つので、安心して選ぶことが出来ます。
2010年3月作成