給湯器の号数とは 給湯設備
住まいに使われる給湯器の号数について紹介しましょう。
瞬間的にお湯を作る給湯器は、お湯を作る能力を号と呼ばれる単位で表します。
毎分水1リットルを25度上昇させる能力を1号としています。
実際の給湯器では32号、24号、20号、16号などのサイズがあります。
お風呂のお湯はりやシャワーを単独で使う場合に、16号程度が必要です。
同時に洗面所かキッチンのどちらかでお湯を使うには、24号程度の給湯器が必要です。
2世帯住宅などで3箇所同時の使用が考えられる場合は、32号の給湯器を選ぶことになります。
通常の4・5人家族の住まいでは、24号の給湯器を選べば問題ありません。
大家族や2世帯住宅では、大きめの32号の給湯器を選びましょう。
給湯器の大きさが大きくなると、機器のコストも若干アップします。
しかしお湯を作る効率は、号数が違ってもあまり変わりません。
そこで無理に小さい給湯器を使用するより、通常必要なサイズの給湯器を選ぶ方が快適に使用できるのです。