シーリングライト 照明機器の種類いろいろ
照明機器の中でも、シーリングライトは最近の住まいでは最もよく使用されるライトです。
天井面に直接取り付けるタイプの照明で、部屋の主照明(部屋全体を照らす照明)に用いられます。
光源は蛍光灯が主で、まぶしさを和らげるカバーが付いています。
点灯は通常、壁付のスイッチで行いますが、リモコン付のタイプや、ひもを用いるタイプのライトもあります。
シーリングライトは取付けが簡単で、普通の広さの部屋ならひとつの照明で明るさを得ることができるので、住宅用の照明としてよく使われます。
シンプルなデザインの照明が多く、どんな部屋にも違和感なく使えるところもポイントといえます。
天井からの出っ張りも少なく、邪魔にならない点も便利な照明なのです。
シーリングライトは、豊富なラインナップの中から選ぶことが出来ます。
同じデザインでも、部屋の大きさに応じた幾つかのサイズがあることも多く、幾つかの部屋で照明デザインを統一しやすくなります。
カタログに最適な部屋の広さが記載されているので、選ぶ際にも便利なのです。
シーリングライトは、使いやすさと選びやすさがポイントとなる、もっとも標準的な照明機器です。
デザイン面でもスタンダードなデザインが多く、選ぶ際の失敗が少ない照明ともいえるでしょう。
部屋全体を平均的に照らすので、個性的な照明とはなりません。
照明で個性を表現する場合、ダウンライトなどの補助照明(作業する一箇所や壁の一部など局所を照らす照明)との組み合わせが必要となるのです。