TOTO 2013年版 トイレ廻りの主要なメーカー
住まいのトイレ設備機器メーカーであるTOTOの特徴を紹介しましょう。
TOTOは陶器メーカーの特徴を生かして、トイレで使用されるいろいろな設備機器を作っています。
大便器では、タンクレストイレから一般的なタンク付きトイレまで、幅広いラインナップです。
デザイン性の高いタンクレストイレのネオレストは、節水へのこだわりや掃除のしやすさなど追求した高級便器です。
きれい除菌水が加わり、便器を99パーセント除菌することが可能となりました。
ハイブリッドタイプと一般タイプがあり、ハイブリッドタイプは節水性能の高さが大きなポイントです。
1回3.8L(壁排水のタイプは4.8L)の節水性能を誇るハイブリッドエコロジーシステムや、小よりさらに少ない水で流せるeco小ボタン付きで高い節水性能を獲得。
汚れにくいセフィオンテクトやしっかり洗うトルネード洗浄、クリーンノズルやクリーン便座の採用で、掃除のしやすさも追求しています。
ウォシュレット機能では、水玉に大小をつけて少ない水量でもしっかり洗えるワンダーウェーブ洗浄や、使うときだけ暖めて電気代の無駄をなくした瞬間暖房便座が特徴です。
人の動きに合わせて自動で便ふたの開閉や便器を洗浄するなどのオート機能もポイントです。
またネオレストには、スタンダードタイプのネオレストDタイプもありますが、節水性能では1回6Lと今ひとつです。
ウォシュレット一体のGGは、1回4.8Lの節水性能やフチ無し形状などを取り入れつつ、機能を適度にシンプルとしたスッキリデザインが特徴です。
しかしコンパクトなので、狭いトイレでも使いやすくなるという特徴があります。
タンク部分が上に延びて手洗いが付いた、GG800もあります。
TOTOのレストパルは、住宅用のシステムトイレです。
便器後ろのタンク部分と収納を一体化、カウンター付き手洗いを組み込んだシステムタイプです。
ネオレストハイブリッドに近い節水性能やキレイ除菌など、先進機能を備えています。
一般的なタンク付き組み合わせ便器のラインナップも豊富で、ピュアレストEXやピュアレストQR、ベーシックな1回の洗浄で8L使うCSなどのシリーズがあります。
ピュアレストでは、1回4.8Lの節水性能やセフィオンテクト、トルネード洗浄やフチなし形状なども採用しています。
ウォシュレットについても、基本機能を押さえたローコストタイプのSBやリモコン付きのS2・S1、高機能で高級タイプのアプリコットまで幅広いラインナップです。
小便器は、汚れにくいセフィオンテクトや少ない水で洗えるスプレッダー洗浄などの特徴を持ちます。
大きさや機能やデザインの違いでバリエーションがあり、ラインナップも豊富です。
TOTOの手洗い器は、デザインやサイズ、タイプとも非常に豊富です。
コンパクトな手洗いや手洗い付きキャビネット、カウンター式手洗いやシステムタイプのレストルームドレッサーまで、様々なサイズとデザインの手洗いが選べます。
収納のバリエーションも豊富で、手摺にも使える薄いカウンター付きのタイプやオート水栓などもラインアップしています。
システムタイプの手洗いは収納やペーパーホルダーや暖房などを組み込むこともできるので、トータルデザインでトイレを作ることが可能です。
TOTOはパーパーホルダーやタオル掛けなど、トイレのアクセサリーも豊富なラインアップです。
紙巻器(パーパーホルダー)は、様々なデザインやコストの製品がラインナップ、トイレットペーパーが2つセットできる二連紙巻器もあります。
タオル掛けも種類が豊富で、金属や木製、樹脂製など素材のラインナップも豊富です。
棚が付いたタオル掛けもあります。
さらに壁に取り付ける収納や床置きの収納もあります。
サイズのラインアップも豊富で、手軽に収納を増やすことが出来ます。
TOTOのトイレ機器は、節水性能の高さと除菌水、そしてバリエーションの広さが特徴です。
デザイン面ではスッキリした万人向きデザインを基本に、こだわりのデザインのタイプはスマートな高級感を備えることを中心としている印象です。
どんなグレードでもデザインや機能とコストのバランスが良い点が、TOTOのトイレ製品の特徴といえるでしょう。
2013年3月作成