ジャニス工業 ２０１３年版 トイレ廻りの主要なメーカー
住まいのトイレ設備機器メーカーであるジャニス工業の特徴を紹介しましょう。
ジャニス工業は陶器メーカーの特徴を生かして、トイレで使用される設備機器を一通りラインアップしています。
便器では、タンク式トイレの豊富なラインアップに加えて、タンクレストイレが加わりました。
１回の洗浄に４．５Ｌの節水性能に加えて、掃除しやすいフチ無しフロントスリム形状を採用しています。
コンパクトなサイズやオート脱臭など、メジャーなメーカーに近い機能や性能を備えているのです。
ラインアップ豊富なタンク式のトイレでは、上級の製品であるイーフィットクリンがあります。
男性が小を足しやすいフロントスリム形状、全周フチなし形状やサイクロン洗浄やＧコート採用で、汚れにくく掃除しやすい点が特徴です。
便ふたオート開閉とオート洗浄の便座もあり、節水６Ｌなど最新トレンドもかなり取り入れています。
タンクを低くしたデザインと相まって、他社とはかなり異なる個性的な便器といえそうです。
一般の形の便器ではココクリンやバリュークリンがあり、節水６ＬやＧコートなどの特徴があります。
暖房洗浄便座サワレットについては、オート脱臭やタイマー節電などの機能も備わります。
飛び散りガードや便フタ着脱など、独自の機能が目立つ便座となっているのです。
手洗いについては、大きな製品に加えてコンパクトタイプも追加されました。
デザイン面ではメジャーメーカーに似ていますが、狭いトイレでも使いやすくなります。
大型手洗い器のデザインは個性的でいいデザインとなっているので、トイレの広さが確保できれば面白い選択肢ともいえそうです。
ジャニス工業はペーパーホルダーやタオル掛けも、ラインナップが増えました。
価格やデザインのバリエーションも広がり、トイレ機器一式をトイレ（便器）に合わせて選べます。
デザインが個性的なので、トイレルームのデザイン次第では他社製品との組み合わせでも面白い選択肢に入りそうです。
ジャニス工業は、強力なライバルの中で、個性を何処まで発揮できるかが大きなポイントとなります。
ローコストな製品は他社と比較すると微妙な立場なので、中級クラスの個性的なデザインのコストパフォーマンスが高い製品を選ぶことが、ジャニス工業の製品を採用する際の基本となりそうです。
２０１３年３月作成
