洗濯機廻り 洗面所の設備
洗濯機の設置を考える場合、使いたい洗濯機のタイプが一番のポイントとなります。
昔ながらの2層式と全自動洗濯機とドラムタイプの洗濯機では、設置に必要な面積がかなり違ってきます。
さらに乾燥機を洗濯機上部に置きたい場合は、スタンドを置くスペースも必要になります。
そこで、使いたい洗濯機をあらかじめ考えることが大切なのです。
家族が増えない限りは、より大きな洗濯機が必要となることは まず無いので、今必要な洗濯機で選べば将来も対応できるでしょう。
洗濯機を設置するには、水栓と排水も必要となります。
現在では、洗濯機専用の水栓があります。
万一洗濯機の給水ホースが外れた場合でも、水が止まるようになっているので、多少高価ですがお勧めです。
排水については、洗濯機パンと呼ばれる洗濯機を置く専用のプラスチック台を使用する場合と、排水ユニットを設置して済ます場合があります。
洗濯機パンを使うと、洗濯機からの多少の水漏れを受け止めてくれるという長所がありますが、デザイン的には今ひとつです。
排水ユニットのみで済ますとスッキリしますが、水漏れには弱くなってしまいます。
洗剤などを置く場所も必要です。
幾つかの洗剤を使い分けることも多いので、洗剤を置くスペースは結構必要です。
またネットや洗濯ブラシなどを保管する場所も必要となります。
使いやすさのためには、洗濯機に近い、取り出しやすいところに収納することがポイントです。
洗面所では、洗濯機の上部のスペースが無駄になりがちです。
最近は洗濯機に乾燥機能を備えた製品が多く、洗濯機の上に設置する専用の乾燥機を使うことはほとんどありません。
洗濯機の上部が無駄なスペースになりやすいのです。
そこで、洗濯機の上部を収納として活用すれば、収納スペースを増やせます。
とはいえ少し使いにくい場所でもあるので、補助的な利用が主になるでしょう。
洗濯機廻りは、洗濯機を置くスペースを確実に確保することが基本です。
その上で給水や排水、洗剤などを置くスペースを考えれば、使いやすい洗濯機廻りとなります。