物干・アイロンなどの家事 洗面所の設備
洗面所には、物干の機能やアイロンがけなどの家事を行うスペースを設けることもあります。
そんなときのポイントをチェックしてみましょう。
洗面所で洗濯物を干す場合、洗面所の乾燥と物干竿の収納がポイントとなります。
太陽光を入れて部屋を暖かくすることで乾燥しやすくしたり、乾燥機を設置して部屋を乾燥させたりすることが必要です。
湿気を排出することも必要なので、太陽光を利用する場合には換気も行うことが必須です。
物干竿は天井に収納するタイプか、壁に跳ね上げるタイプが必要です。
固定タイプは かなり邪魔になります。
また浴室を使う時間帯と重ならないこともポイントです。
浴室を使い終わっても、しばらくの間は湿気が多い状態が続くので、洗濯は早朝が基本となるでしょう。
湿気の問題も考えると、洗面所での洗濯物の乾燥は、あまりお勧めできません。
また洗面所が、アイロンがけなど家事室を兼ねる場合もあります。
洗濯機が近くて一見使いやすそうに感じますが、湿気が多めだったり、洗濯機がうるさかったりして、快適でないことも少なくありません。
家事室は物干場やキッチンに近い方が便利なことも多いのです。
寝室などに近ければ、扉を開け放って寝室の冷暖房を利用することも可能でしょう。
洗面所は、ただでさえ用途が多く、人の動きも多くなりがちです。
物干や家事を行う場所としては、あまり向かない部屋です。
洗面所は必要最小限の使い方に抑えることも、使いやすさの為には重要なポイントなのです。