電気ファンヒーター・セラミックヒーター 手軽な冷暖房家電機器
手軽な冷暖房家電機器の中でも、電気ファンヒーター・セラミックヒーターの特徴を紹介しましょう。
電気ファンヒーターやセラミックヒーターは、電気を通すことで電熱線やセラミックヒーターを発熱し、ファンを使って温風を送風する暖房機器です。
電熱線は発熱する温度が高く火災の危険性があるので、最近ではセラミックヒーターが主流です。
セラミックヒーターは遠赤外線を発生、ファンを使って暖かい風を送ります。
機器自体からも遠赤外線による暖かさが感じられますが、暖房するほど暖かくはないので、温風を使って暖かさを得ています。
輻射熱的な暖かさを持つので、風が当たる部分だけでなく、体を芯から温める効果があるのです。
暖かい風がすぐに出てくる即効性も、大きな特徴でしょう。
スイッチを入れるとすぐに暖房効果が出るので、必要な時間だけ使う暖房としても便利です。
最近では加湿機能を付加した製品や、イオン除菌を加えた製品もあります。
日本の乾燥した冬の空気を快適にするには、加湿機能は効果的です。
加湿器を別に買い足すよりも、ひとつで済むので便利です。
電気ファンヒーターには、暖炉の形をした製品もあります。
デザインの自由度が高いので、インテリアとしても使える暖房器具です。
電気ファンヒーターやセラミックヒーターは、電気代がかかります。
エアコンなどによる暖房よりも電気を使ってしまうので、一日中使うような暖房には向かないのです。
また、ひとつのヒーターで温める部屋の大きさは小さめです。
６畳から８畳程度が部屋の大きさの限度なので、大きな部屋には向かない暖房なのです。
電気ファンヒーターやセラミックヒーターは、使いやすい手軽な暖房機器です。
即効性があり小型なので、補助的な暖房として重宝します。
電気代がかかり暖房能力もそれほど高くないので、早朝や帰宅直後やあまり使わない部屋の補助的な暖房として上手に利用することがポイントです。
メインの暖房として使用すると、かなりの電気代を覚悟する必要があります。
２０１０年１月作成
