扇風機 手軽な冷暖房家電機器
手軽な冷暖房家電機器の中でも、扇風機の特徴を紹介しましょう。
扇風機には風を起こして涼しさを得ることが主な目的ですが、サーキュレーターと呼ばれる部屋の温度を均一にする為に使用する扇風機もあります。
ほとんどが羽を回すことで風を発生させます。
扇風機は風を体に当てることで、汗などに含まれる水分を蒸発させ、涼しさを得る冷房機器です。
効果が弱いので、冷房として利用されることは少なくなりました。
しかし、扇風機には他にも様々な利用法があるのです。
冷房の場合は、エアコンと同時に使用することで、部屋の設定温度をかなり高めに設定できます。
電気代を節約できますし、体にも優しくなるのです。
また風を上方に向ければ、足元の冷たい空気を拡散させる効果もあるので、部屋の温度を均一にできます。
足元の冷えを防ぐことにもつながります。
暖房の場合は、部屋の天井に溜まった暖かい空気を足元に下ろす効果があります。
天井扇に比べると効果は少な目となりますが、風が強ければかなりの効果が期待できます。
吹き抜けの場合は、2階の床に置いて1階に向けて送風するのも良い方法です。
扇風機は冷房機器としての使用よりも、サーキュレーターとして冷暖房機器の補助をする使い方がお勧めです。
同じ室内での、天井近くと床近くの温度差を減らすことで、より快適な冷暖房効果を得ることができます。
もちろん、ちょっと暑いくらいの季節には、冷房としても十分使えます。
エアコンの冷房より体に優しいので、扇風機で対応できる暑さの時期には お勧めなのです。
2010年1月作成