除湿機 手軽な冷暖房家電機器
手軽な冷暖房家電機器の中でも、除湿機の特徴を紹介しましょう。
除湿機には、コンプレッサーを利用するコンプレッサー方式と熱交換素子を使うデシカント方式があります。
コンプレッサー方式は、空気の温度を下げつつ湿気も取ってくれるので、夏に効果の高い除湿となります。
デシカント方式は夏でも冬でも効果がありますが、夏には部屋の温度を上げてしまいます。
除湿機は、溜まった水を捨てる必要があります。
湿度が高い時期は水が早くたまるので、意外に手間がかかります。
除湿機は冷暖房機器というよりは、梅雨の湿気を軽減する目的での使用が主になります。
コンプレッサー方式は軽い冷房効果もあるので、エアコンの除湿機能と同じ動作となります。
しかし温度が低めな時期には、寒さを感じてしまうこともあります。
冬の時期に除湿機が必要になるほど湿度が高くなることは稀です。
そこで、洗面所などで洗濯物を乾かす際に活用することになりそうです。
そんな場合は、部屋を温める効果があるデシカント方式の除湿機が有利です。
除湿機は、コンプレッサー方式とデシカント方式では大きく機能が異なります。
夏の湿気対策にはコンプレッサー方式が有利ですが、冬に使う場合はデシカント方式が有利です。
そこで、特徴を踏まえた製品選びが欠かせない家電製品なのです。
コンプレッサー式の除湿機と扇風機を組み合わせれば、かなり暑い日でも対応できるかもしれません。
2010年1月作成