住まいの設備の研究室、タイトル画像

省エネ換気の為には

換気について    住まいの設備の研究室

 


換気について



換気の必要性


換気の方式


24時間換気とは


常時換気と局所換気


省エネ換気の為には


集中換気と個別換気


換気扇いろいろ


多機能換気扇


 

「住まいの設備の研究室」では
キッチンから洗面所や浴室やトイレの設備の紹介から、
プランや機器選びから使いこなしのポイントまで紹介。

さらに節約のポイントや
上手な家電製品選びまで、
住まいの設備の情報が満載です。

 

省エネ換気の為には  換気について

換気扇によっては、1日中つけっぱなしとなる場合もあります。
そうなると電気代もかなり必要となってしまいます。
そこで換気扇を選ぶ際には、省エネを考えることも大切なのです。

換気扇における省エネのポイントは、24時間換気の際の省エネルギーを中心に考えることです。
局所換気の場合は使用時間が少なく、効率よく換気を行うことが大切なので、省エネ以上に効率のいい換気が重視されるのです。

24時間換気における省エネルギーの為には、換気扇の電気代を抑えることと、室内空気の温度を変えないことがポイントとなります。

換気扇の電気代を抑えるためには、第3種換気による換気が有利です。
使用する換気扇が半分になるので、電気代も基本的に半分に抑えられます。

使用する換気扇によっても、消費する電力が若干異なります。
同じ換気量の換気扇の消費電力を比べて使用量が少ない製品を選べば、若干ながら省エネルギーにつながります。

せっかく冷暖房した空気を、換気することで失ってしまう点も換気の際には気になるポイントです。
そこで熱交換型の換気扇を使えば、その失ってしまう熱を70パーセント前後、回収することが出来るのです。

熱交換型の換気扇は、第1種換気扇となります。
同じ換気量の一般換気扇に比べて、換気扇自体を動かす電気代は高くなります。
また給気口と排気口が近くなると、有効な換気量が不足しやすくなるので注意が必要です。

熱交換器型の換気扇が効果を発揮するのは、冷暖房を入れた時期だけです。
それ以外の期間や、人が家にいない時間で考えると、熱交換型の換気扇の電気代は不利になってしまうのです。
そこで冷暖房する時間が長いほど、熱交換型換気扇は効果を発揮するのです。

換気扇で省エネルギーを考える場合、住まいにいる時間の長さや冬季や夏季に冷暖房を行う期間の長さが重要です。
冷暖房を行っている時間が短い場合、一般的な換気扇での第3種換気、つまり自然給気口と排気用換気扇の組み合わせが電気代の節約になります。

家にいる時間が長かったり、冷暖房する時間が長い場合は、熱交換型の換気扇の方が、空調にかかるトータルの光熱費を減らすことが出来ます。
冷暖房のエネルギーを回収することが出来るので、冷暖房にかかる光熱費を抑えることにつながるのです。

また換気扇をきれいに保つことも、省エネルギーには大切です。
汚れてファンが廻りにくくなると、余計な電気代がかかってしまったり、換気量が不足したりしてしまうのです。
そこで掃除しやすい換気扇であることも、重要なポイントといえるでしょう。

常時換気と局所換気  <<  省エネ換気の為には  >>  集中換気と個別換気

ページトップへ

住まいの設備の研究室 アイコン
「住まいの設備の研究室」へのリンクは自由で、連絡も必要ありません。友人知人にも、ご紹介ください。

住まいの設備の研究室    copyright 2010-2016 kaNazu All Rights Reserved