浴室の照明 浴室の設備
浴室に使用する照明機器は、湿気に強いことが必要です。
外部に使う照明より厳しい条件とも言えるので、浴室専用の照明機器を選ぶ必要があります。
浴室の照明は、明るさと色合いの両方を考える必要があります。
しっかり体や髪を洗うためには、ある程度明るい照明が必要です。
特に洗う時にいる場所を中心に明るくすることが大切です。
浴槽に入ってしまうと、さほど明るさは必要ないのです。
明るすぎると湯舟でリラックスしにくくなることもあるので、適度な明るさに抑えることもポイントです。
照明の色合いは、浴室でリラックスする際には大きなポイントとなります。
昼間のような色の照明は、体の活動が活発になるので、リラックスな明かりとはなりません。
夕日のような温かみを感じさせる照明の方が、浴室でより リラックスできます。
浴室で過ごす時間が短い場合は、昼間の色の照明を使って、手早く入浴を済ますのも有りでしょう。
浴室の照明では、蛍光灯・白熱電球・LED照明の使用が考えられます。
温かみを感じる照明としては白熱電灯が一番に思いつきますが、蛍光灯やLED照明にも電球色の製品があります。
消費電力や電球の寿命を考えると、蛍光灯かLED照明の利用がお勧めです。
浴室全体を明るくしたい場合は、蛍光灯が有利となります。
洗い場を中心に明るくしたい場合は、照明の設置場所を考慮したうえで、LED照明の利用がベターでしょう。
浴室の照明選びは、浴室の使い方と大きな関係があります。
リラックスを優先するか、手早くしっかり洗うことを優先するかで、必要な照明が変わってきます。
より快適な浴室とするためには、照明機器選びは大切なのです。