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換気扇・浴室暖房

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換気扇・浴室暖房  浴室の設備

浴室には換気扇が必要です。
自然の通風を利用してもいいのですが、風雨が強い時や不在の時に換気するには、換気扇を使うことになります。

浴室には湿気が溜まるので、速やかに屋外に排出することが、住まいを長持ちさせることにもつながります。
そこで浴室には換気扇が必要なのです。

浴室の換気扇は、通常、洗面所(脱衣室)側から浴室に空気を吸い込んで、換気扇から排出します。
この際、浴室扉の通風孔を開けておくことが大切です。

浴室換気扇は、天井や壁の高い位置に設置します。
湯気は上に上がるので、天井や壁の高い位置に換気扇があるほうが効率が高くなります。
扉の低い位置から空気を入れることで、浴室全体の空気を効率よく屋外に排出するのです。

換気扇の代わりに窓を開けて換気する場合、給気を考えることが大切です。
浴室の窓から上手く排気するには、空気を取り込むことが必要になります。
壁の2面に高さの違う窓をつけて、両方の窓を開放すれば、自然に上手く換気が行えます。
低い窓が扉からの給気と同様となり、高い窓が換気扇の機能を果たします。

浴室の換気は、お湯を入れたときから始めて、お湯を抜くか、お湯が冷めるまで行うのが基本です。
お湯を入れた瞬間から湯気が発生するので、換気を始めましょう。
お湯を抜いたり、お湯が冷めるまでは湯気が発生しやすい状態が続くので、換気が必要となるのです。

冬などの寒い時期は、風呂フタを活用します。
ふたを閉めれば湯気が少なくなるので、換気扇を止めてもさほど気になりません。
そして入浴が終わってから換気を行い、長めに換気を続ければ湿気を屋外に出すことが出来ます。
湯気がなくなっても湿気は残っているので、長めに換気を行うことが住まいを長持ちさせるコツなのです。

浴室に暖房乾燥機を取り付けることも多くなっています。
屋外に洗濯物が干せない場合に、浴室で洗濯物を乾かす乾燥機です。
とはいえ、最近では洗濯機に乾燥機能と除菌機能が付いているので、今後は浴室で物干する機会は少なくなりそうです。

暖房機能もあるので、お湯に入る前に浴室を暖かくすることも可能です。
しかし断熱性能が高い浴室なら、お湯を床や壁にかけるとすぐに暖かくなります。
高齢者などのために暖房を重視するなら、脱衣室の暖房と浴室の断熱を重視した方が、健康のためには効果が高いのです。

住まいを長持ちさせる為には、浴室の湿気を屋外に排出する換気が重要です。
窓を開ける自然換気は快適ですが、風などの影響を受けてしまうので、換気扇による換気を基本としましょう。
湿気がなくなるまで換気扇を動かすことが、住まいを長持ちさせることにつながります。
浴室暖房乾燥機は、現在の断熱浴室や洗濯乾燥機を考えると、出番が少ない設備となりそうです。

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