三菱日立 2011年版 ホームエレベーター
ホームエレベーターのメーカーである三菱日立は、ロープ式のエレベーターを作っています。
三菱日立のホームエレベーターには、スイーとホームDXとスイーとホームの2シリーズがあります。
スイーとホームは、スタンダードな仕様です。
車椅子が使える3人乗りと2人乗りと小さ目の2人乗りのサイズがあります。
万一エレベーターに閉じ込められた場合でも、エレベーターとメンテナンス会社が電話回線でつながる遠隔監視システムで安心です。
乗降中にドアに挟まれることを防ぐ はさまれ防止センサーや停電時バッテリー運転や停電灯などの安全装備を搭載しています。
運転中に停電や故障した場合、安全装置が作動していない限り、最寄りの階まで自動運転して止まります。
さらに到着階でドアが開かない故障が発生しても、他の階へ自動的に運転しドアを開きます。
閉じ込め事故を低減できるので、不安な時間を無くすことが出来るのです。
またオプションでP波センサー付地震時管理運転や火災時管制運転、防火シャッター連動運転や遮煙乗場ドアなども選べます。
大きな乗場ボタンや家族みんなが操作しやすい低い位置の操作パネル、戸開時間延長機能や指定階待機機能や非停止階設定機能も備わります。
オプションでハンズフリーコールやルームミラーや換気装置、二方向出入口や手すりなどを選べます。
福祉対応の機能では、リモコンや情報表示パネル、車いすガードや音声アナウンスや点字表示なども選べます。
業務用エレベーターに使用する機能を追加できるので、より安心で快適なエレベーターとすることができるのです。
節電の点では、LED照明や待機電力を大幅に削減する省エネモード、高効率モーターや照明の自動消灯機能などを採用しています。
デザインはモダンなデザインが基本です。
木質系のカラーも選べますが、デザインがモダンなので、モダンなカラーが似合いそうです。
住まいのインテリアデザインによっては、ホームエレベーター部分は、デザインのアクセントとして考えることも必要となります。
上級のスイーとホームDXでは、下降速度が毎分30mという速さを実現しています。
そのため、エレベーターに乗っている時間を短縮できます。
デザインが3つのテーマに分かれています。
アバンティは、メタリック仕上げを生かした都会的なデザインです。
LEDによる全面光幕天井やフルハイトミラーを装備しています。
禅には、漆調パネルやLEDの和紙調デザイン照明が備わります。
ファインウッドには、腰板壁とLEDダウンライトが備わります。
DXシリーズのかごの大きさは、車いす対応の3人乗りサイズとなります。
三菱日立のホームエレベーターは、業務用エレベーターの速さや機能をホームエレベーターに取り入れているところがポイントです。
より安心で快適さをアップする機能も選べるので、エレベーターを快適に安心して使うことも出来ます。
デザインのバリエーションもあるので、住まいのインテリアに似合うエレベーターを選べるエレベーターメーカーなのです。
2011年12月作成