住まいの設備の研究室、タイトル画像

インバータ

最新トレンドいろいろ    住まいの設備の研究室

 


最新トレンドいろいろ



LED


高効率蛍光灯


調光・リモコン


素材


インバータ


 

「住まいの設備の研究室」では
キッチンから洗面所や浴室やトイレの設備の紹介から、
プランや機器選びから使いこなしのポイントまで紹介。

さらに節約のポイントや
上手な家電製品選びまで、
住まいの設備の情報が満載です。

 

インバータ  照明の最新トレンドいろいろ

照明機器のトレンドであるインバータは、既に最新トレンドとはいえないほど普及しています。
しかしいろいろなメリットがあるので、ここで紹介しましょう。

インバータは、交流電流を高周波の電流に変換することで、蛍光灯を効率よく光らせる回路のことです。
従来の蛍光灯と同じ明るさでも、使う電気を減らせるので、省エネルギーに貢献します。
使用する地域(50Hzと60Hz)による違いがなく、日本全国で使用できるので引越しの際にも安心です。

スイッチを入れるとすぐに点灯するところも、大きな利点です。
LEDには及びませんが、ほとんど瞬時に点灯するので、イライラしません。

調光が可能です。
2本使う照明の場合は、片方だけを照らすことが出来ませんが、半分くらいの明かりに調光が可能です。
照明機器によっては10段階程度の調光も可能です。

光のちらつきがなくなりジーという雑音もなくなるという利点があります。
従来の蛍光灯の ちらつきや雑音を解消できるので、より快適な明かりとなります。

照明機器が軽量になる点も利点です。
インバータの回路は軽量コンパクトなので、機器が軽くなります。
自分で照明機器を取り付けたりする際には、従来より軽くなるので楽です。


とはいえ、デメリットも若干あります。
照明機器の価格が若干高くなります。
節電効果を考え、長い目で見ればインバータが有利なのですが、機器の購入だけで考えると価格がアップしてしまいます。
また複数の蛍光ランプを使用する照明機器では、ひとつのランプが切れるとまったく点灯しなくなります。
応急処置として、残ったランプだけを光らせることが出来ないのです。

高周波を発生するので、AMラジオなどに雑音が入ることがあります。
照明から離せば通常は問題なくなりますが、弱点のひとつといえるでしょう。


若干のデメリットがあるとはいえ、トータルで考えるとインバータ式の蛍光灯非常に効果が高いといえるでしょう。
最近は照明機器のコストでも、通常の安定器を使用する蛍光灯照明との差が少なくなっています。
省エネルギーやメリットを考えれば、今後の照明機器はインバータ式の蛍光灯とLEDの二つがメインとなるのです。

                                             2010年3月作成

素材  <<  インバータ  >>  最新トレンドいろいろ

ページトップへ

住まいの設備の研究室 アイコン
「住まいの設備の研究室」へのリンクは自由で、連絡も必要ありません。友人知人にも、ご紹介ください。

住まいの設備の研究室    copyright 2010-2016 kaNazu All Rights Reserved