トイレの手洗い トイレの設備
トイレには、手洗いも必要です。
便器についているタイプと、便器と独立した手洗いでは使い勝手などに差が出ます。
便器についている手洗いは節水やコスト節約の面で有利ですが、使いやすさは独立タイプが勝ります。
そこでトイレに設置する独立した手洗いについて、どんな製品があるのかチェックしてみましょう。
トイレの手洗いは、トイレの広さによっては設置できる機器が違ってきます。
一般的な最小限の大きさのトイレでは、壁に埋め込むような非常にコンパクトな手洗いを使います。
最近では商品も増えてきて、デザインに優れた手洗いも選べるようになりました。
コンパクトな手洗いは洗いにくいこともあるので、デザインよりも使いやすさを優先して選ぶべきです。
洗いやすさが同じ程度なら、好きなデザインを選びましょう。
コンパクトな手洗いにも、小ぶりの収納が付いた製品があります。
収納があるとトイレがスッキリ使えるので、多少コストアップしますが お勧めです。
コーナー型の手洗いは、使いやすいのですが採用しにくい手洗いといえるでしょう。
コンパクト型と同様に、普通に狭いトイレの為の手洗いなのですが、扉の位置との兼ね合いや、トイレの奥行きが必要だったりするので採用しにくいことも多いのです。
コーナー型の手洗いは設置さえ可能なら、水を受けるボウルの部分が広くなるので、使いやすい手洗いとなります。
広めのトイレには、カウンター式の手洗いやちょっと大きめの手洗いが設置できます。
手洗い部分が大きくなるので、水がこぼれにくく、使いやすい手洗いになります。
特にカウンター式の手洗いは、下部に収納を確保したり、カウンターに物を置けるので、トイレを快適に使えます。
こだわりのトイレのためには、広めのトイレスペースとカウンター式の手洗いの組み合わせがベストといえるでしょう。
トイレの手洗いは、トイレスペースにより選べる手洗いが制限されます。
そこで、選べる手洗いの中から、使い勝手とデザイン、そして収納とコストのバランスを考えながら選ぶ必要があるのです。
２０１０年３月作成
