手摺いろいろ トイレの設備
トイレには、手摺が必要になることもあります。
体に障害がある場合はもちろん、高齢者や子供にとっても手摺があると便利なことも多いのです。
トイレに設置する手摺は、用を足す際に体を安定させる際と、立ち上がる時の体を支える際に効果があります。
高齢者は立ち上がる際に使う手摺が助けになり、体が小さい子供にとっては用を足す際に体を安定させるために手摺を利用できます。
それぞれに適した形状の手摺があるので、用途に応じて選びましょう。
体に障害がある場合は、障害に応じて本格的な手摺を設置する必要があります。
特に車椅子を使用する場合は、トイレの広さを確保することも必要です。
車椅子を使用する標準的なスペースや手摺などが掲載された資料どがあるので、それを参考にしましょう。
一般的な手摺は、普通の広さのトイレに取り付けられます。
とはいえ若干幅が広い方が、より使いやすくなります。
車椅子を使用するトイレには、かなり高価な手摺が必要な場合も少なくありません。
トイレのスペースを含めて、かなりのコストアップが必要となるのです。
手摺は触れたときに冷たさを感じない材質の方が、快適に使えます。
常に暖房してあるトイレなら気になりませんが、金属の手摺は寒い冬には冷たくて握りたくなくなることも考えられます。
トイレの手摺は触っても冷たくない材質の方が、家族により優しい手摺となるのです。
2010年3月作成