警報や通報 セキュリティの設備
住まいに侵入されてしまったら、被害を最小限に抑えるために、警報を鳴らす方法と早急に通報する方法、犯罪行為を記録する方法があります。
住まいに犯罪者が侵入した瞬間に警報が鳴れば、逃げ出す場合もあります。
少なくとも、貴重品を探す時間を短く出来るはずです。
住まいに侵入した瞬簡に通報すれば、犯罪者が貴重品を探す時間を減らせるので、被害額を減らせます。
上手くすれば、捕まえることも可能です。
現実的にはかなり難しいのですが、犯罪行為の映像を記録出来れば、犯罪者の逮捕につながります。
カメラに撮られたと分かれば、侵入者が何も取らずに逃げる可能性もあります。
侵入された際に警報や通報を行うには、侵入を探知する設備と警報や通報を行う設備を組み合わせることが一般的です。
窓一つ一つに設置して、センサー自体が警報を出す製品もありますが、動作を集中管理できないと窓を開ける際に常に気を使うことになるので、ここでは触れません。
警報や通報する方法に関しては、いくつかの方法があります。
侵入された瞬間から、光や音で警報することは基本です。
窓や扉を開けたり破壊された際にセンサーで感知して、警報を発します。
それで終わる場合もありますが、さらに携帯電話に連絡したり、警備会社に通報したりすることで被害の拡大を防ぐシステムもあります。
侵入の危険がある開口部分全てにセンサーを設置、さらにそれをまとめて警報を発するシステムが必要です。
センサーの種類や精度にはいろいろありますが、警報や通報する装置の基本はセンサーとそれをまとめる本体システムで構成されます。
本体システムが警報を出すか、携帯電話に通報するか、警備会社に通報するかによって、通報の形態が変わるということです。
警報を出すだけなら、最初の設置費用以外は月々の電気代だけで済みます。
しかし警備会社に通報する場合は、機器がリースとなる場合もあります。
さらに警備費用も毎月必要となるので、リース代と警備費用のトータルコストで考える必要があります。
携帯電話などに通報するシステムは、最初の設置費用のほかに、月々の費用が必要な場合もあります。
長い期間で考えると各々のシステムは、費用の面でかなりの違いが発生する場合もあります。
また、携帯電話や警備会社に通報するシステムの場合、火災やガス漏れや救急の通報を組み合わせることもできます。
火災報知器やガス漏れ警報器や救急を知らせるスイッチなどを追加することで、住まい全体の安全を確保することにつながるのです。
特に在宅で寝たきりや持病のある家族がいる場合には、救急通報は役に立ちます。
では、侵入した際に警報や通報する設備にはどんなものがあるのか、チェックしてみましょう。