玄関 部屋別照明計画のポイント
玄関の照明選びのポイントは、来客したお客さんの顔をきちんと見れることです。
照明の位置によっては影になって、顔や表情がわかりにくいこともあります。
それを防ぐような照明の配置が欠かせないのです。
玄関で話す場合は、上り框(段差部分)をはさんで向かい合う場合がほとんどです。
そこで照明を上り框の真上に配置すれば、明かりがお互いの顔を照らす形になるので、顔や表情を確認しやすくなります。
玄関の照明は、使用する時間によっても選び方が変わります。
来客や外出などの時だけ点灯させる場合は、点灯が早い照明が便利です。
防犯などを考えて常に点灯させておく場合は、LEDや蛍光灯のように使う電気が少ない照明を選びましょう。
玄関が広めな場合、LED照明だと壁や下駄箱廻りが暗くなる場合もあります。
そこで蛍光灯や広い範囲を照らすLED照明がお勧めなのです。
また色を鮮やかに見せる演色性も、結構重要な場所です。
玄関で顔を見たときに演色性が悪い照明で照らされると、健康でも顔色が悪く見えて心配になる場合もあります。
それを防ぐためには、顔色を鮮やかに見せる照明ランプであることも大切なのです。
玄関では、お客さんの表情が見やすい照明であることが基本となります。
そのためには、照明機器の設置場所や演色性など、いくつかの点で気を配る必要があるのです。