リビング 部屋別照明計画のポイント
リビングの照明選びのポイントは、天井の高さや形状とあなたの好みをしっかり把握することです。
天井の高さによって、使用しやすい照明機器は変わってきますし、みんなが集まる部屋なので、あなたや家族の好みも重要なのです。
普通の天井高さの部屋では、シーリングライトが基本です。
天井からの出っ張りが少なく、明かりがまぶしくないので、普通の天井高さのリビングではシーリングライトが使いやすいのです。
天井に埋め込むタイプの照明なら、目立たず気にならない照明となります。
天井が高い場合は、天井の形状によってシーリングライトからペンダントライトやシャンデリアなどの使用が考えられます。
ペンダントライトやシャンデリアは個性的なデザインの照明機器も多いので、インテリアに合わせた照明機器を選ぶ楽しみもあります。
勾配天井(斜めになった天井)に取り付ける場合は、勾配天井に対応した照明機器を選ぶ必要があります。
こだわった天井面に照明を設置する場合は、設計者に相談することもひとつの解決方法です。
露出した梁に取り付けたり、複数の照明を吊ったり、設計者のイメージを参考にしたほうが、すんなりまとまります。
リビングのように広い部屋では、補助照明の設置も考慮しましょう。
壁や絵画を照らしたり、明かりに変化をつけるためにも、補助照明は効果が高いのです。
絵画などを照らす場合は、色鮮やかに見えるランプを使用しましょう。
あらかじめ場所が決まっていれば、そこを照らす照明をつけましょう。
壁の近くの天井にユニバーサルタイプのダウンライトを数個取り付ければ、いろいろな使い方が可能です。
リビングに取り付ける照明機器は、天井の高さや形次第でいろいろな方法が考えられます。
全体を照らす照明は若干暗めとして補助照明を追加すれば、明かりの変化も楽しめます。
住まいの中でもリビングの照明は、種類の多さやデザインの好みを含めて、照明機器の選び甲斐がある場所といえるのです。