寝室 部屋別照明計画のポイント
寝室の照明選びのポイントは、まぶしさを抑え、穏やかな光とすることです。
また化粧台や更衣など身だしなみを整えるスペースでは、明るさと色鮮やかに見えることも大切です。
寝室には、ゆっくり寝ることと身だしなみを整える機能の両方を考える必要があります。
また読書など、就寝前に行うこともあります。
そこで、それぞれに適した照明機器を選ぶ必要があるのです。
まずゆっくり寝るためには、ちょっと暗めの照明と電球色のランプの使用がポイントとなります。
寝室の広さに必要な照明よりも小さいサイズの照明を選ぶか、小さい明かりのモードを活用して、就寝直前の部屋が明るすぎないように配慮しましょう。
気分を落ち着かせるために、電球色の蛍光灯やLED照明を使うことも大切です。
身だしなみを整える照明としては、ダウンライトなどを活用しましょう。
スタンドライトを使っても良いでしょう。
化粧の色をはっきり確認して、衣服の色を選びやすいように、演色性の良いランプを使用することが基本です。
色鮮やかに見えないランプで化粧を行うと、化粧が下手に見えることもあります。
読書などのための照明は、デスクライトなど手軽な照明機器の使用が一般的です。
近くにコンセントを確保しておきましょう。
ダウンライトやブラケットライトなどを使用する場合は、ベッドとの位置関係や設置する高さやスイッチの位置などを、事前にしっかり決める必要があります。
寝室は、就寝に最適な照明と、身だしなみを整える際に必要な照明を分けて考えることが大切です。
ベッドや化粧台などの配置がはっきりしない場合は、就寝に最適な全体照明に後で追加しやすいスタンドライトを併用しましょう。