階段 部屋別照明計画のポイント
階段で使用する照明選びのポイントは、踏み板を効果的に照らすことです。
高さが変わっていく階段の照明には、高さが異なる全ての踏み板をしっかり照らすことが求められるのです。
階段で使われる照明には、壁に付けるブラケットが多く採用されます。
途中に立って手が届く位の高さの2箇所ほどに取り付ければ、階段の踏み板を効果的に照らすことが出来ます。
天井に取り付けると、2階に近い部分は十分明るいのですが、1階に近い部分は暗くなることも多くなります。
そこで壁に付ける照明の方が有利なのです。
照明を天井に取り付ける場合、天井の高さを生かしてシャンデリアや紐が長いペンダントライトを選ぶ方法もあります。
ランプ部分の高さが階段の適度な高さに来るように調整すれば、効果的に照らすことが出来ます。
階段に取り付ける照明機器は、高さの違いを考慮した照明を選ぶことが大切です。
1(2)階から2(3)階まで高さが違ってくるので、暗い部分が出来にくい照明を選ぶことがポイントです。
一部分が明るすぎると見えにくくなるので、適切な照明選びは意外に難しくなります。
そこで複数の照明設置や、吊り下げタイプの照明機器がお勧めとなるのです。