ホットカーペット 手軽な冷暖房家電機器
手軽な冷暖房家電機器の中でも、ホットカーペットの特徴を紹介しましょう。
ホットカーペットは、電気式床暖房の簡易版といえます。
輻射熱暖房を利用しつつ、体を直接温めてくれるので、快適な暖房機器のひとつといえるでしょう。
カーペットと発熱体がセットになった製品やカーペットと発熱体が一体になった製品、さらに発熱体だけで好きなカーペットと組み合わせられるタイプのホットカーペットがあります。
最近のホットカーペットの機能面では、防ダニや抗菌加工により清潔さをキープする加工を施された製品が主流です。
そして室温センサーや揺らぎ制御でホットカーペットの温度をコントロール、省エネを重視した製品も出てきています。
ホットカーペットは、部屋全体を温めるには向かない暖房です。
最大でも3畳分ほどの面積しかないので、大きめの部屋全体を温める場合には能力が不足しがちです。
強い設定で暖房を続けると電気代もかかってしまうので、他の暖房機器との併用が基本なのです。
ホットカーペットを効率よく使うには、ひざ掛けの使用がお勧めです。
暖かさを足全体に蓄えることが出来るので、より暖かさを得られます。
室内全体を他の暖房機器で軽く暖房するのが基本です。
設定温度はかなり低めに設定して、ホットカーペットに座ったときに適度な暖かさを感じるようにしましょう。
ホットカーペットの温度も低めに設定できますし、部屋全体も低めの室温の暖房で十分となるので、暖房費を減らすことが出来ます。
ホットカーペットは、他の暖房機器との組み合わせがポイントです。
部屋全体を温めるには、電気式の床暖房同様にホットカーペットは暖房費が高くなってしまうのです。
また狭い床面だけが熱いと、不快さにつながることもあります。
ホットカーペットの快適な暖かさを上手に活用するには、室内の空気を暖める暖房機器も必要なのです。
2010年1月作成