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電球いろいろ

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電球いろいろ  明かりの概要や特徴

照明といえば、昔ながらの電球が思い浮かびます。
電球は、発光体を球形のガラスに封じ込めた作りで、電気を流すことで発光します。

電球の特徴は、太陽の光に近い自然な光を発することです。
太陽の光は赤から青までいろいろな光が交じり合って、白く光ります。
蛍光灯などは赤と緑と青の3色を混ぜることで白い光を作っているので、不自然さがどうしても残ってしまいます。

しかし電球の光は、いろいろな色の光を満遍なく発しているので、太陽の光に近い自然さがあるのです。
そこで食べ物の色を鮮やかに見せたい、食堂などでよく使われます。
絵やオブジェを照らすスポットライトにも使われています。

電球の弱点は、電気を熱に変えることで発光しているので、効率が悪くなる点です。
同じ明るさの蛍光灯やLEDの数倍の電気を使ってしまうので、電気代が高くなってしまうのです。

また寿命の短さも弱点で、1000時間程度です。
LEDの寿命40,000時間に比べると、頻繁に取り替えることになってしまいます。
取り替えにくいところの照明としては、使いにくい照明なのです。

そして日本では、白熱電球は2012年で生産が終了しています。
クリプトン電球やハロゲン電球は生産が続きますが、色合いは白熱電球より白っぽくなります。
電球は将来を考えると、不安な照明といもいえるのです。
(電球型の蛍光灯やLEDもあるので、照明機器が使えなくなることはありません)

その電球にも幾つか種類があり、白熱電球・クリプトン電球・ハロゲン電球などがあります。
クリプトン電球やハロゲン電球は、白熱電球より寿命が長く、明るくなっています。

特にハロゲン電球は寿命や明るさの面で、白熱電球より かなり有利です。
しかし電球の温度がより高くなるので、火傷する可能性が高くなったり、電球の汚れが原因で破損しやすいという弱点もあります。

電球は取り付ける金具の部分にもいくつかのサイズがあり、住まいの照明機器ではE26と呼ばれるサイズが主流です。
小型の照明機器には、より小さいE17やE12の電球も使われます。

さらに電球部分の形状も豊富で、一般的な形の電球や真ん丸い形のボール球、光る範囲を正面に絞ったビーム球や炎の形のシャンデリア球などがあります。

電球は電気を使った照明としては、最も歴史のある明かりです。
それゆえに自然な光となりますが、効率が悪いので電気代が余計にかかってしまいます。
寿命については、標準的な使用ではたしかに短いのですが、明るさを20パーセントほど下げると、寿命が数倍に延びます。
交換しにくいところの電球は、調光器をつけて若干明るさを下げてやると、寿命の短さをかなり解消できます。
白熱電球は2012年には生産が終了していますが、クリプトン電球やハロゲン電球は生産が続き自然な光なので、用途次第で いまだに効果的な照明なのです。

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